がん(癌)・手術・治療

犬や猫も人間と同様に死亡原因の第一位はがん(癌)です。犬では、死亡原因の25%ががん(癌)であり、10歳以上の犬の50%がガンにかかっているという報告もあります。渡邊動物病院はがん治療に力を入れ、動物たちが苦痛なく生活できるように最善の治療を尽くします。ガンを宣告された動物の飼い主様も、どうぞあきらめずにご相談ください。

当院での主ながん治療の紹介

レーザー外科手術 レーザー凝固療法 レーザー温熱療法 免疫増強療法 光免疫治療(臨床研究)

レーザー外科手術は、腫瘍の状況に合わせて半導体レーザー、炭酸ガスレーザー、ヤグレーザーなど種々のレーザーメスを用いて切開、止血、凝固を行います。手術浸襲や出血の少ない治療が行えますので、より良い術後回復と転移リスクの少ない手術が望めます。

レーザー温熱治療法は、光感受性薬剤をがん細胞に集積させ、特定の波長を持ったレーザー光を使用し活性酸素によりがん細胞を壊死させる「光線力学療法」と、がん細胞の生存温度の上限(42℃程度)と正常細胞の上限(45℃程度)の差を利用してがん細胞のみを壊死させる「温熱療法」を組み合わせた治療法です。光線力学療法と温熱療法はそれぞれ単独での治療も可能です。

免疫増強療法は、菌体成分の培養熱水抽出物(医療品として認可)を希釈調整し、定期的に皮下注射をする事で自然免疫を増強させる治療です。他の治療と併用して行う事でより効果が望めます。このほかにも、様々ながん治療が可能です。

がん治療でのお悩みの飼い主様は、ぜひ当院にご相談下さい。

光免疫治療は、農林水産省に未だ認められていない治療で、一般社団法人獣医光免疫治療研究会の有償による臨床研究中の治療であり効果や安全性を保障できるものではありません。当院は、この臨床研究に参加しています。治療の詳細や適応は、担当獣医にご相談下さい。